\さいごまで/ じぶんちing研究所

”ずっと自分の家で暮らしつづけること=じぶんちing”について考える。

トーキョーターミナルとライフターミナル。

新幹線が東京駅に着く前の車内アナウンス。

We will arrive at Tokyo terminal in a few minutes.

 

トーキョーターミナル。
そうです、ターミナルとは終点という意味。
何か、ちょっとセンチメンタルな気持ちになります。

 

医療の世界では、このターミナルという言葉、終末期という意味で日々耳にします。

ターミナルケアとか、ターミナルの患者さんとか。

 

今回、新幹線を利用することがあって、改めてこのアナウンスを聞きながら、
旅の終わりも、人生のさいごも、同じターミナルという言葉を使うことに、ちょっと感動しました。

 

新幹線も始発駅を出発したあと、山あり、谷あり、にぎやかな都会も通れば、ひとけのない寂しい山の中も通って、終点に到着します。

 

人生もいいときもあれば、うまくいかないときもあります。

 

だから、長い旅を終えて、終点につくという意味で、両方ともターミナルと呼ぶのは、ぴったりだと思いました。

 

人は誰しも、いつかは、

I will arrive at my life terminal in a few minutes.

というべきタイミングを迎えます。

 

それまでに、なるべく多くのよい景色をみたいなーと思いました。

Let's be じぶんちing.

 

新幹線の中からみえた、たそがれ時の富士山。きれいでした〜